家づくりの豆知識

築30年以上のフルリノベーション

改修前状況

過疎地には築年数が30年いや40年以上などの家が存在しております。その多くは汲み取り式トイレ、全室和室、狭いキッチンなど今の住環境にあっていない物が多数となっております。床の間にこだわり、長押、欄間といった各家庭の色がありました。また、瓦にこだわり、下屋を広くとったりとその当時の流行りをとりいれている家があります。

今回は昭和58年建築した2階建て6DK119㎡の家のリフォームを施工致します。屋根、外壁、内部、外構と基礎以外のフルリノベーションとなります。まずは天井→壁→床をすべて解体し家の状態を確認し、壊してよい壁、ダメな壁、土台は腐っていないかなど確認してまいります。その後間取りなどを決め、リフォームでも使える補助金の選定をし最終の見積もり提出となり遅くても10月くらいに着工し年度内の引き渡しを行いと考えています。
ここ本山町は下水設備が整っていないため、浄化槽の設置は補助金が出ます。また、長期優良、省令準耐火、こども未来なども取得を目指して準備が始まります。
改修は壊してみてわかる所もありますので、慎重に準備を進めてまいりたいと思います。
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