出典：リクルート「注文住宅3年以内建築者調査」2022年8月
住宅会社（工務店）の分類の仕方もいろいろありますが、その会社特有の“スタイルの有無”で分類することもできます。“スタイル”というのは、デザイン性であったり性能であったり、何でも構いません。『自社のスタイルを持つ会社』と『特定のスタイルを持たず、施主の要望に合わせる会社』という視点での分類となります。これはハウスメーカーや地域の工務店、建築家（設計事務所）、全てに当てはまり、決してどちらが良い、悪いということでもありません。
ある一定のスタイルを持っている住宅会社は、「ウチで建てる家は、コレだ！」というものが明確です。それはデザイン性であったり、工法・構造であったり、使っている素材であったりします。スタイルが明確な分、お施主も「この住宅会社に頼んだら、こんな家が建つんだな」と分かりやすく、あとはそのスタイルを気に入るかどうかになります。ただし、住宅会社のスタイルとお施主様の好みが合えば、テンポ良く進む反面、合わなければお施主様のストレスになることもあります。
逆に、いろいろなスタイルの住宅を手がける会社は、まずは施主の要望から全てがスタートします。打合せにじっくり時間をかけ一つずつ要望を汲み取ってプランニングを進めていくので、施主のこだわりに柔軟に対応してもらえると言えます。ただし、さまざまな可能性を検証しながら進めたい方には向いていますが、お施主様の家づくりに対するこだわりや指針が明確であり、お施主様が意見を言いリードしていかないと、なかなか先に進まず、仕様決定に時間がかかるという事態もあります。
ある程度イメージが固まっている人、もしくは家づくりに手間をかけたくなかったり、住宅会社にリードして欲しい人は、前者のタイプの住宅会社が向いているといえます。一方、ある程度ご自身でこだわって家づくりをしたい、もしくはまだイメージが全く固まっていない方は、後者のタイプが向いていると言えます。こんな視点で住宅会社を見るのも、一つの方法です。
藤川工務店は、後者のタイプに当たりますが、今回、前者のタイプで、新モデルハウス（展示場）を高知県嶺北地域にある本山町吉野にオープンしました。事前に予約していただければ、見学可能となっていますので、是非見学にお越しください。併せて、木工教室・住宅相談会を毎月定期的に開催していますので、この機会にご利用ください。
詳細は、モデルハウス仕様 | 有限会社 藤川工務店 (fujikawa3.com) をクリックください。
藤川工務店
不動産営業本部
長田郁彦