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鉄分豊富な一日

JR四国が販売している週末フリーパスを使って日がな一日列車に揺られる休日を過ごしました。

第1走者は大杉5:22発の特急しまんと2号高松行です。

この列車は高知駅を4:51に出発するとても早起きな列車です。

30分ほど乗車して徳島方面へ向かうため5:59阿波池田で下車。待ち時間に持参した朝食を済ませました。

第2走者は阿波池田6:46発の特急剣山2号徳島行です。

使用される車両は国内で最後の活躍となった国鉄型特急車両です。近々引退する可能もあるのであえて乗車する旅程としました。

 

徳島駅には8:03に到着。駅構内の土産物売り場を見物しぶどう団子を買ってホームへ戻りました。

第3走者は德島8:24発の特急うずしお6号高松行です。

使用される車両は南風やしまんとで使用されるものと同様です。

2019年にデビューした比較的に新しい車両です。座席すべてにコンセントが付いているのがとても便利です。

高松駅に9:31に到着。ここでの滞在時間はわずか11分でうどんを買ってすぐにホームへ戻りました。

第4走者は高松9:42発の特急いしづち5号松山行です。

松山までの所要時間は2時間28分です。早起きだったため気づいたら松山に着いていました。

 

松山駅には12:10に到着。空腹を満たすことなく伊予国を更に南下します。

第5走者は松山12:30発の特急宇和海13号宇和島行です。

使用される車両は元々特急うずしおで活躍していた車両ですが新型車両に置き換わったため松山へ転属となりました。伊予市の平野を抜けると山岳地帯へ入ります。 パワフルなエンジン音と軽快な走行でジェットコースターに乗っているような感覚でした。

 

宇和島駅には14:03に到着。駅からすこし歩いたところで宇和島鯛めしを食べました。

第6走者は宇和島14:46発の宇和海20号松山行です。

ここからは来た道を戻っていきます。先ほど乗ってきた宇和海13号の折り返しです。見た目が違うのは前と後ろで違う車両が連結されていました。こちらの水色の方が世界初の振子式気動車であり、日本の鉄道史に名を刻む名車でもあります。

 

途中伊予大洲駅で下車。伊予大洲からは予算本線の旧線にあたる別名愛ある伊予灘線を経由して松山へもどります。

第7走者は伊予大洲16:21発の普通列車松山行です。

この日最初で最後の普通列車に乗車します。一両編成の列車は乗客数人を乗せて発車しました。日が傾く伊予灘沿いをゆっくり走ります。インスタ映えで認知度が急上昇している下灘駅からはたくさんの若者が乗車してきました。どんな形であれ過疎路線の利用効果が出るのは嬉しい限りです。

松山駅には18:02に到着。昨年高架化された新駅舎を散策しつつ夕飯の松山鯛めしを食しました。

第8走者は松山18:39発のしおかぜ30号岡山行です。景色も真っ暗で早朝に出発したこともありほとんど眠っていました。

最終走者は多度津20:59発の南風25号高知行です。

暗闇の中、四国山地を爆走し大杉に22:14に到着しました。

 

 

この日の移動距離は790kmに及び、かなり充実した一日となりました。

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