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高知の建物めぐり

今回は高知県梼原町にある「ゆすはら雲の上の図書館」に行っていきました。この建物は建築家・隈 研吾(くま けんご)さんが設計した木造建築の代表作の一つです。2018年に完成したこの図書館は、実家のリビングで過ごしているような心地良さと、日本の伝統技術をとりいれた構造で見どころが満載でした。


ゆすはら雲の上の図書館


構造と空間

 

建物は鉄骨と木造の混構造で、梼原町のヒノキと杉をふんだんに使用しており、まるで森の中にいるかのような空間でした。天井に使われている工法は日本の伝統的な地獄組に強い影響をうけたデザインの四叉菱格子(よんさひしごうし)呼ばれ、その一本一本に荷重を分散させることで、耐震性にも優れています。


実際に行ってみて

館内では靴を脱いで過ごせるようになっていました。

一階は子供たちがゲームをしてはしゃいでいたり、二階に上がれば静かに本を読めるスペースがあったり、大人も子供も思い思いの時間を過ごせるような空間になっていました。一度座って本を読み始めると居心地が良すぎてあっという間に1冊読み終わっていました(^^♪

隈研吾さんが設計した建物はまだまだあるのでもう一度足を運んでみようとおもいます。

建設部 白石

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