高知県の北側に位置する嶺北地域は、吉野川の源流のある山間地です。
地域の森林率は88%とほとんどが山林であり、地形は急峻で、年間2,500mmを越える降雨量と寒暖の差が大きく積雪が少ないなど、良質な杉が育つ環境です。
その昔 長宗我部元親が豊臣秀吉に嶺北の白髪山のヒノキを主とする木材を献上し、大阪城の築城にも使われました。またその後も優良な木材が吉野川を経由して関西に運ばれ、わが国初の木材市場を形成しました。今でも大阪には「土佐堀」や「白髪橋」といった地名が残っています。
最近では、土佐あかうしやはちきん地鶏などの畜産も盛んに行なわれ、さらに棚田米で栽培しているお米は「土佐天空の郷」として発売され日本一にも輝いています。 森の恵みである水や自然環境を活かした循環型の取り組みが地域で進んできています。
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