家づくりの豆知識

パッシブデザイン3~立体通風について~

工事部の和田です。
早いもので2022年もあと2週間を切りました。
寒さも本格化し、本山では先週から雪がちらちらと舞うようになりました。
初めての中山間部で迎える冬に、どきどきしながら冬支度を進めています。

そんな寒冷地域でも活きてくる、立体通風について、今日は話していこうと思います。

以前の卓越風についてのブログで、少しだけ触れましたが、
立体通風とは「空気を縦に流す考え方」です。

冷たい空気は下に流れ、暖かい空気は上へと流れます。吹き抜けや階段部などに高窓があることで、上昇気流ができ、南北にに流れる風通しのよさとは、また違った心地よさの立体的な空気の流れが生まれます。弊社の高断熱仕様も取り入れることで、より光熱費や快適さの効果を発揮します。

立体通風イメージ

ですが、空間のゆとりにもなる吹き抜けも、その分プライベートスペースの面積が減ったり、窓のメンテナンスに気を付けたりとデメリットもあります。

取り入れる際は暮らし方と両立できているか、検討しながら勧めさせていただきますね。

TOP