工事部の和田です。
皆様は建築の「パッシブデザイン」という言葉は聞いたことありますか。
パッシブ(Passive)とは“受動的”という意味で、反対語のアクティブ(Active)=“積極的・能動的”の方が耳馴染みがあるかもしれません。
では、何に対して受動的なデザインなのか。
それは自然のエネルギーに対してです。日光や風、地熱など自然の力を受け入れ、うまく利用することで室内を快適に保つデザインが「パッシブデザイン」なのです。
今日はその代表的なものとして日射光との関係についてお話します。
日本は夏に太陽が高く上り、冬は低くなります。
この太陽角度を利用して,
庇の出と窓の高さを設計するのがパッシブデザインの一つになります。(上図参照)
夏は日射を遮り、冬は室内まで光が届き暖まることでエアコンの光熱費を抑える効果があります。
自然豊かな本山町で無理なく自然と共存できるパッシブデザイン。ぜひご検討ください。